1999年小笠原


前回の小笠原の旅では父島に15日間いたのに母島に渡ることができませんでした。ケータへの泊まりのツアーに2回も参加したためですが。今回は10月10日に小笠原丸に乗り初日から母島と決めて5泊、民宿ママヤで山歩きやカヌー、シュノーケリングなど楽しみました。父島は3泊ともユースでドルフィンスイムの船に乗りイルカやマッコウクジラなど見ました。次は自分のシーカヤックを持って行って父島と母島一周してみたいと思っています。
小笠原丸 イルカ
竹芝桟橋から25時間半の航海です。空港建設の予定が当面困難なため2004年をめどに高速船TSL(テクノスーパーライナー)の就航の計画 がもち上がっています。 シュノーケリングが得意ならイルカと一緒に泳ぐこともできます。普通はライフジャケットつけての参加となります。
 
イルカ 扇池
後ろからイルカの群れがやって来て追い越していきました。ケータの海は透明度が良かったです。 扇池のある南島は沈水カルスト地形というめずらしい地質でカツオドリの巣もあります。
母島 イセエビ
小富士(86m)からの母島の眺めです。北部はジャングルのような雲霧林があります。父島とも植生が違っていて興味深いものがあります。 母島の民宿で出た2.5kgのイセエビの料理前の写真です。刺身とエビチリなどになりました。漁協の売店では1kg2500円くらいでした。ガイドブックによると伊豆の料亭では18000円していました。
こぶの木 マルハチ
正式にはシマホルトノキといい、この木がある母島の桑の木山にはグリーンぺぺと呼ばれる夜光茸(5月〜10月)も生えています。 ヘゴの仲間で母島の固有種です。堺ヶ岳に行く途中の登山道にあります。ヒカゲヘゴと似ていますが幹の肌に特徴があります。
北港(母島) ザトウクジラのモニュメント
ここでカヌーした後、シュノーケリングしていたら一匹のメジロザメに周囲を回られとても怖かったです。この行動は攻撃態勢と聞いていたので次はダイバーナイフを携帯しようとほんとうに思いました。小笠原の海はサメが多いのも事実です。 12月から5月はザトウクジラが有名ですが、10月に行ったときはマッコウ鯨を見る船もでていて潮を吹き上げるクジラは感動でした。この母島も捕鯨が盛んの頃は基地として賑わっていたそうです。いまは静かで父島が都会に感じてしまいます。

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